まつ毛パーマの施術中に、目がツンとしみた経験はありませんか。しみ方には、じつはいくつかのパターンがあります。原因が分かれば、防ぐための準備もはっきりします。

まつ毛パーマがしみることを気にしている女性の目もと
しみ方のパターンが分かると、備え方もはっきりします

この記事で分かること

  • まつ毛パーマがしみる主な原因と、感じるタイミングごとの違い
  • 施術中にしみたときの、その場での伝え方とサロンの対応
  • 予約の前日・当日にできる、しみにくくするための準備

結論:まつ毛パーマがしみる理由は、薬剤が目のきわに近づいたとき、アイパッチのすき間から入ったとき、目もとのコンディションが下がっているときの3つに、ほぼ整理できます。

まつ毛パーマが「しみる」のは、どうして?

薬剤が目のきわや粘膜にふれることが主な理由です。目もとが乾いている日は、より刺激を感じやすくなります。

まつ毛パーマは、まつ毛にロッド(まつ毛を巻きつけるシリコン製の土台)を当てて、薬剤で毛のかたちを整えていく施術です。薬剤はまつ毛の根もと近くから塗りますが、根もとは粘膜のすぐそばにあります。そのため、ほんの少し塗る位置がずれるだけで、成分が目にふれてしまうことがあります。

また、まぶたを閉じていても、まばたきの動きで薬剤がにじむことがあります。とくに下まつ毛を押さえるアイパッチがずれていると、すき間から入りやすくなります。しみるかどうかは、体質だけでなく施術の当日のコンディションにも左右されます。

まつ毛パーマがしみる3つの原因としみにくくする準備を示した図解
まつ毛パーマがしみる3つの原因と、当日までにできる準備(2026年8月時点)

感じるタイミングごとに整理すると、次のようになります。表の時間はすべて目安です。

感じるタイミングどんな感じ方考えられることその場での対応
1剤を塗った直後(塗布後0〜2分・目安)ツンとした軽い刺激薬剤が目のきわに寄っているすぐ伝える。塗り位置を調整
置いている途中(5〜10分・目安)じわじわと熱っぽい感じまばたきで薬剤がにじんでいるいったん止めて洗い流す
2剤に変えたあと急にしみる感じが強くなるアイパッチのすき間から入ったアイパッチを貼り直す
施術が終わったあと目のうるみ、軽い赤み目もとが乾いて敏感になっている冷やして休む。続くなら眼科へ
翌日以降ゴロゴロする、開けにくいこすった刺激や乾燥の影響自己判断せず眼科で相談
しみを感じるタイミング別の整理(時間はすべて目安です)

しみやすいのは、どんなときですか?

寝不足や花粉の時期、コンタクトを長時間つけた日は、目もとがゆらぎやすく刺激を感じやすい傾向があります。

まつ毛パーマの施術を受ける女性とアイリスト
その日の体調によって、同じ薬剤でも感じ方は変わります

目もとの皮ふはとても薄く、体調の影響を受けやすい場所です。睡眠が足りていない日や、生理前で肌がゆらいでいる日は、いつもと同じ薬剤でも刺激を強く感じることがあります。花粉の季節に目がかゆくなりやすい方も同じです。

コンタクトレンズも見落としがちなポイントです。レンズを長くつけていると涙の膜が乱れ、目が乾きやすくなります。乾いた目は、わずかな刺激にも反応しやすくなります。施術前にレンズを外すようお願いするサロンが多いのは、このためです。

  • 前日の睡眠が4〜5時間しか取れていない
  • 花粉やハウスダストで、もともと目がかゆい時期
  • コンタクトレンズを1日10時間以上つけている
  • まつ毛エクステを外した直後で、目もとが敏感になっている
  • アイメイクを落としきれていない状態で来店した

施術中にしみたら、どうすればいいですか?

がまんせず、すぐに声をかけてください。アイリストは施術をいったん止め、目もとを洗い流す対応ができます。

まつ毛パーマの施術中にアイパッチで目もとを保護している様子
しみたら合図をひとつ。それだけで対応できます

いちばん避けたいのは、「言いにくいから最後までがまんする」という選択です。しみている状態が長く続くほど、目もとへの負担は大きくなります。声を出しにくいときは、手を軽く上げる合図を最初に決めておくと安心です。

多くのサロンでは、しみたときのために洗浄用の水や綿棒をすぐ手の届く場所に用意しています。伝えれば、薬剤をふき取ったり、目もとを洗い流したりといった対応をその場で行えます。遠慮する必要はまったくありません。

なお、施術が終わったあとも違和感が残る場合は、目をこすらないでください。こすると刺激が重なってしまいます。赤みや痛みが半日以上続くときは、自己判断せず眼科で相談してください。

しみにくい施術を受けたい方へ。Mermaid Lash Lift の薬剤や施術の考え方はお客様向けページでご紹介しています。取扱サロンについてはお問い合わせフォームからお気軽にご相談ください。

しみるのを防ぐために、当日までにできることはありますか?

前日はしっかり眠り、当日はコンタクトを外して来店してください。目もとのメイクも落としておくと安心です。

まつ毛パーマの当日にアイメイクを控えめにする女性
当日の準備は、むずかしいことではありません

準備といっても、むずかしいことはありません。目もとを「いつもの調子」に戻しておくだけで、感じ方はずいぶん変わります。予約を取るときも、体調のいい時期を選べるとより安心です。

  • 前日:睡眠を6〜7時間(目安)とり、目もとをこすらない
  • 当日の朝:アイメイクは薄めに。マスカラは付けずに来店する
  • 来店前:コンタクトレンズを外し、ケースと保存液を持参する
  • 受付時:花粉症、ドライアイ、過去のアレルギーの有無を伝える
  • 施術前:しみたときの合図(手を上げるなど)を決めておく

まつ毛パーマのあとは、まつ毛が乾きやすい状態になります。施術後のケアについては、まつ毛ダメージを防ぐ薬剤選定とアフターケアもあわせてご覧ください。

くわしくはまつ毛パーマの当日メイクはOK? 前後のNG行動とセルフケアでも解説しています。

サロン選びで見ておきたいポイントは?

事前カウンセリングの丁寧さと、使っている薬剤を説明してくれるかが、安心して任せられるかの目安です。

初めて行くサロンで、いきなり施術台に案内されることがあります。もちろん手ぎわがいいだけの場合もありますが、目の状態を聞かずに始めるサロンは少し心配です。カウンセリングで体調やコンタクトの使用を確認してくれるかどうかは、分かりやすい判断材料になります。

薬剤について質問したときの答え方も参考になります。「化粧品登録済み(化粧品として国に届け出た製品)かどうか」を答えられるサロンは、扱っているものを把握している証拠です。まつ毛エクステとの違いで迷っている方は、まつ毛パーマとまつ毛エクステの違いもご参考にどうぞ。

知っておきたい言葉と、まつ毛パーマ剤のルール

記事に出てきた言葉を、やさしく整理しておきます。

  • ロッド:まつ毛を巻きつける、まぶたに沿ったシリコン製の土台。カールの強さを決めます
  • アイパッチ:下まつ毛を押さえて保護するシート。すき間があると薬剤が入りやすくなります
  • 軟化チェック:薬剤がどこまで効いているかの見きわめ。時間を置きすぎない判断のために行います
  • 化粧品登録済み:化粧品として国に届け出がされている製品。成分や表示のルールが定められています

まつ毛パーマは、美容師免許を持つ人が美容所として届け出た場所で行う施術です(美容師法)。また、施術に使う薬剤は薬機法(医薬品医療機器等法)のルールのもとで扱われます。まつ毛パーマで得られるのは、まつ毛が上向きになることで目もとが太く長く見える、メーキャップ効果です。

現場からのひとこと

お客様から寄せられるご相談で多いのが、「しみたけれど、言いそびれてしまった」という声です。施術中は目を閉じているぶん、声をかけるハードルが上がってしまうのだと思います。

私たちが講習でお伝えしているのは、施術に入る前のひとことです。「しみたら遠慮なく教えてくださいね」と最初に伝えておくだけで、お客様は声を出しやすくなります。技術の前に、伝え合える空気をつくること。それがいちばんの予防策だと考えています。

よくある質問(FAQ)

まつ毛パーマがしみるのは失敗ですか?

しみること自体がただちに失敗というわけではありません。ただし、強い刺激が続く場合は薬剤が目のきわに寄っている可能性があります。がまんせず、その場でアイリストに伝えてください。

しみたあと、目が赤いままのときはどうすればいいですか?

まずは目をこすらず、清潔な水で洗い流してください。赤みや違和感が半日以上続くときは、自己判断せず眼科で相談することをおすすめします。施術を受けたサロンにも状況を連絡しておくと安心です。

コンタクトレンズをつけたまま施術を受けられますか?

多くのサロンでは外すようお願いしています。レンズをつけたままだと目が乾きやすく、刺激を感じやすくなるためです。ケースと保存液、必要ならメガネを持参してください。

敏感肌でもまつ毛パーマを受けられますか?

受けられる場合が多いですが、事前カウンセリングで肌や目の状態を必ず伝えてください。過去にアレルギーの経験がある方は、施術前にパッチテストを行えるかサロンに相談してください。

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執筆:Mermaid Lash Lift 運営チーム