この記事で分かること(結論)
業務用まつ毛パーマ剤は「1剤(軟化・還元)」「2剤(定着・酸化)」を基本に、ブランドによって3剤(栄養・保湿)・4剤(固定・補修)を加えた多剤設計があります。選定で失敗しないコツは、価格や軟化時間だけで比べず、「剤構成 × 軟化時間 × 成分(処方タイプ)× サポート体制」の4軸で判断すること。本記事では各剤の役割を分解し、2024年のシステアミン塩酸塩規制への対応や、導入前に必ず確認すべきチェック項目まで整理します。

1. 業務用まつ毛パーマ剤とは(なぜ「剤の役割」を理解するのか)
ラッシュリフト(まつ毛パーマ)は、専用の薬剤でまつ毛内部の結合を一時的に還元してやわらかくし、ロッドで形状を整えたのち、酸化反応で再結合させてカールを固定する施術です。使用する薬剤の多くは化粧品として登録された2剤式が基本ですが、施術後のダメージ配慮やツヤの持続を狙って、栄養・保湿・補修の工程を加えた多剤式(3剤・4剤)を採用するブランドもあります。
「どの剤が何をしているのか」を理解しておくと、価格や軟化時間だけに惑わされず、自サロンの毛質傾向・施術回転数・スタッフの習熟度に合った薬剤を選べるようになります。逆にここが曖昧なまま単価だけで選ぶと、仕上がりのばらつきやダメージのクレームにつながりやすくなります。

2. 【早わかり表】1剤〜4剤+美容液の役割
代表的な多剤式(Mermaid Lash Lift の4ステップ設計+美容液)を例に、各剤の役割を一覧にしました。軟化時間はあくまで目安で、ブランドや毛質により異なります。
| 剤 | 一般的な呼称 | 主な役割 | 作用タイプ | 目安時間 |
|---|---|---|---|---|
| 1剤 | 軟化・還元剤 | まつ毛内部の結合を一時的に切り、形を変えられる状態にする | 還元 | 4〜12分※毛質による |
| 2剤 | 定着・酸化剤 | 整えた形状を再結合させてカールを固定する | 酸化 | 5〜10分 |
| 3剤 | トリートメント | 施術後の乾燥に配慮し、保湿・コンディショニングを行う | 保湿・栄養 | 数分 |
| 4剤 | フィックス/補修 | 仕上がりの保護とツヤの持続に配慮する | 固定・補修 | 数分 |
| 美容液 | Mermaid 05 | ホームケア用。マスカラ併用・お湯オフに対応 | ケア(自宅用) | 毎日 |





※2剤式ブランドは1剤・2剤のみの構成です。3剤・4剤の有無や呼称はブランドごとに異なります。数値は2026年7月時点の一般的な目安です。
3. 各剤の役割を分解して理解する
1剤(軟化・還元剤)— 仕上がりを左右する最重要工程
まつ毛のケラチンを構成する結合を一時的に還元し、ロッドに沿ってカールを形成できるやわらかい状態にします。ここで使われる主成分が「システアミン系」か「チオグリコール酸系」かで、軟化時間や仕上がり、におい、毛への負担バランスが変わります。軟化しすぎるとダメージやチリつき、足りないとカールが出ないため、毛質判定と時間管理が施術の肝になります。
2剤(定着・酸化剤)— 形を「固定」する工程
ロッドで整えた形状を酸化反応で再結合させ、カールを固定します。1剤とセットで設計されているため、原則として同一ブランドの組み合わせで使用します。定着が不十分だとカールの持ちが悪くなります。
3剤(トリートメント)— 施術後のコンディション配慮
多剤式では、施術で乾燥しやすくなったまつ毛に保湿・コンディショニングを行う工程を設けています。Mermaid Lash Lift は竹由来の保湿成分を配合し、仕上がりの質感に配慮しています。
4剤(フィックス・補修)と美容液 — 持続とホームケア
4剤は仕上がりの保護とツヤの持続に配慮する工程です。加えてホームケア用のまつ毛美容液「Mermaid 05」を組み合わせることで、来店の合間のケアまで含めた提案ができます。美容液はマスカラとしても使え、お湯でオフできる仕様です。

表現上の注意:美容液について「まつ毛が太くなる・長くなる」といった断定はせず、化粧品の範囲で「メーキャップ効果で太く長く見える」と表現します。
4. 剤構成タイプ別(2剤式/多剤式)の選び方
| タイプ | メリット | 向いているサロン |
|---|---|---|
| 2剤式 | 工程がシンプルで施術回転が速い。1本あたりのコストを抑えやすい | 施術数が多く回転を重視するサロン/熟練スタッフ中心 |
| 多剤式(3〜4剤) | 保湿・補修工程で仕上がりの質感やダメージ配慮に強い。付加価値を訴求しやすい | 客単価・リピート・仕上がりの質を重視するサロン/未経験スタッフの導入 |
「安いから2剤式」「高いから多剤式」ではなく、自サロンの主要顧客層・スタッフ体制・月間施術数から逆算するのが失敗しない選び方です。
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Mermaid Lash Lift は日本製・化粧品登録済みの4ステップ設計。講習付きの認定サロン制度で、未経験からの導入も伴走サポートします。まずは無料の資料請求・オンライン説明会から。
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5. 用語・規制サイドバー(システアミン塩酸塩規制と薬機法)
用語と規制のポイント
還元/酸化:1剤で結合を切って(還元)形を変え、2剤で再結合させて(酸化)固定する、パーマの基本原理。
軟化時間:1剤の塗布から拭き取りまでの目安時間。短いほど回転が速く、長いほど剛毛・難毛質に対応しやすい。
化粧品登録:日本国内で化粧品として届け出された製品。安全性・表示のトレーサビリティに関わる。
システアミン塩酸塩規制(2024年3月):化粧品原料としての扱いが見直され、各社が「システアミン塩酸塩フリー」や代替成分への処方切り替えを進めている。導入時は最新の処方・規制対応状況を確認する。
薬機法上の表現:化粧品の範囲を超える効能効果は標榜できない。「太く長く見える(メーキャップ効果)」等の表現に統一する。
6. 失敗しない導入前チェックリスト(7項目)
- 剤構成が施術方針に合うか:2剤式(回転重視)か多剤式(ダメージ配慮・付加価値)か
- 軟化時間が毛質別に明示されているか:軟毛・普通毛・剛毛それぞれの目安が示されているか
- 主要成分と最新規制への対応:システアミン系/チオ系/ハイブリッドの別と、システアミン塩酸塩規制への対応状況
- 安全性・トレーサビリティ:化粧品登録・日本製など、成分と製造の確認ができるか
- 講習・認定制度の有無:未経験でも導入できるオンライン説明会・実技講習があるか
- 卸価格の再現性と支払条件:最低発注ロット、月次発注時の卸価格の安定性、月末締など支払条件
- アフターサポート:施術トラブル時にメーカー窓口へ相談できる体制があるか
7. 監修者の見解
「薬剤選びで最も差が出るのは1剤の軟化コントロールです。毛質判定と時間管理を徹底すれば、多剤式でも2剤式でも安定した仕上がりに近づけます。価格の安さより、自店のスタッフが再現できる薬剤かどうかを基準にしてください。」
監修:○○(技術責任者・薬剤/薬機法担当) 執筆:Mermaid Lash Lift 運営チーム ※著者プロフィールページへリンク予定
8. まとめ|選定の4軸フレーム
Mermaid Lash Lift は、京都・株式会社Xi による日本製・化粧品登録済みの業務用ラッシュリフト薬剤です。4ステップ設計と講習付き認定サロン制度で、初めての導入でも安心してお使いいただけます。
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