日本のアイビューティー市場は、構造的な転換期にあります。「まつ毛エクステ」から「ラッシュリフト」への需要シフトが本格化し、2024 年の規制改正で市場再編も進行中。本記事では 2026 年時点の市場動向と、今後 3 年の見通しを整理します。
1. 市場全体の規模と成長
株式会社リクルートの調査によれば、2024 年のアイビューティーサロンの市場規模は約 1,179 億円で、前年比 28.9% 増。コロナ禍からの回復と、客単価の上昇が市場を牽引しています。アイビューティー専門サロンは全国で約 3 万店舗、アイリストは約 5 万人と推計されています。
2. ラッシュリフトへのシフトが進む 3 つの理由
① 消費者のナチュラル志向
「自まつ毛を活かしたい」というナチュラル志向の高まりが、まつ毛エクステからラッシュリフトへの移行を加速しています。SNS 上では「#ラッシュリフト」のハッシュタグが 100 万件を突破。
② リピート周期の安定(4〜6 週)
ラッシュリフトの持続期間(4〜6 週間)は、サロン経営にとって安定的なリピート売上を生む構造です。まつ毛エクステ(2〜3 週)よりリピートサイクルが長いため、お客様の負担も少ない。
③ 規制改正による参入障壁の上昇
2024 年 3 月のシステアミン塩酸塩規制で、化粧品登録済みの薬剤への切り替えが必須となりました。コンプライアンス意識の高いサロンが選ばれ、低価格・無認可商材で営業していたサロンは淘汰される流れに。
3. 客単価のトレンド
ラッシュリフトの客単価は、2022 年時点で 4,500 円前後でしたが、2026 年現在は 5,000〜7,000 円が中心。今後 3 年で 7,000〜9,000 円のレンジまで上がる可能性が高いと予測されます。理由は、「太く見える」「持続性が高い」など、付加価値型メニューの登場と、原材料コスト・人件費の上昇です。
4. 今後 3 年の市場見通し
・市場規模:年率 10〜15% で成長、2028 年に 1,800 億円規模へ
・店舗数:個人サロンの増加は鈍化、ブランド化したサロンが伸びる
・差別化:「単に施術する」から「ブランド体験を提供する」への転換が進む
5. サロン経営者へのインプリケーション
これからのアイサロン経営は、「技術力」だけでなく「ブランド力」「差別化メニュー」「コンプライアンス対応」の 3 つが揃って初めて生き残れる時代に。Mermaid Lash Lift のように、化粧品登録済み × 独自処方 × 講習サポート付きの商材は、こうした要件を満たすパートナーとして選ばれていきます。
「規制対応 × 差別化 × サポート体制」の 3 拍子が揃ったメーカーは、今後ますます貴重になります。
※ 出典:株式会社リクルート「ホットペッパービューティーアカデミー(2024)」、Instagram 公開検索数、業界各種公開調査。市場見通しは当社推計。
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